筆者は「蛸一」である(たこ焼・大阪枚方市)
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最終更新日:2016/03/21
Gourmet
今は昔、学校帰りにたまに寄るたこ焼き屋があったのですが、味が結構気に入っていてある日「おっちゃんの作るたこ焼き美味しいわぁ」と感想述べたら、時は北斗の拳ブーム「せやろ、兄ちゃんの秘孔ついたからまた食べたくなるで」と言われるものの返しがわからず無言で食し続けた筆者です。
当初、軽バンで営業されていたおっちゃんも店舗を構えられて素直に良かったなぁと思っていたら、いつしか店もオーナーも変わってしまいましたが、それはそれで美味しかったので今も通っているお店がココ。
一説ではFC化して結構儲けているらしい・・・と下世話な話もありますが、2~3町内またがって点在しており、時間帯によって人通りの多い店舗をオープンさせている感じもしたり色々謎なのですが、その不思議感が楽しかったりします。
見た目も中身も美味しさの王道「カリフワ」だが気持ち柔らかめ。
カリフワだったり、たまにべちゃってしていたりするのですが、タネが良いのかどちらも味は好み。
秘密はモンゴルの塩
筆者、思い入れ強い理由がソース全盛だった昭和のたこ焼きに「塩」で食することを教えてくれたのがこのお店なのだ。
最初「塩」で食べさせるとは余程、味に自信があるのか?と思っていたが、食塩かアジシオくらいしか知らない筆者にとって、塩とは単に化学式でNaCl、塩化ナトリウムで片づけられるものでなく、採取地でこんなに味が違い、料理の一塩でこれほど食材が際立つものなのかと感動を覚えたほど。
それ以来、珍しそうな塩を手に入れては料理に加えてみたが、やはり珍しいだけではだめで、その食材にあった塩を合わせないと引き出せない奥深さを知る。
地元民の方なら一度食してみて。
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